きっと歌えば自分の事も認め好きに なれると思っていた はじめてバンド組んだのは19歳の熱 い夏 何の取り柄もない人生が変わるのだ と思ってた はじめてのライブの日払った8000円 でやっと気付いたんだ バンドなんかではなに一つも変わら ない ずっと夢見てた世界に足を踏み入れ 歌ってる ただあなたに伝えたいそれだけのは ずなのに なぜ今がこんなにも苦しいのか はじめてメンバーが抜けてバンドが 解散した時 「こんなもんか」と未練なく諦める はずだった すがる苦しい日々に解放されてギタ ーを弾いて思う バンドがなければなに一つも変えれ ない ずっと夢見てた世界に足を踏み入れ 歌ってる ただあなたに伝えたいそれだけのは ずなのに なぜ今がこんなにも虚しいのか 好きな事は仕事にはしちゃいけない と言い聞かされたけど 諦められるくらいならその方が幸せ だ 僕が歌を歌おうと喜ぶ人なんてライ ブハウスにはいなかった バンドがあるから変わろうと思えた 母が好きで聞いていたあの歌手に 及ばないけど 僕もいつか誰かへと歌を歌っていた い 悔しくて虚しくてもバンドにしがみ ついてきた その全てが報われるその時を信じて る わがままで身勝手で人の痛みもわか らない 自分を認めたい好きになりたい