もしも私がいなくなると 決まっていたら 貴方はそっと私を 抱きしめるでしょう。 この香りはきっと恋のせい 痛みはきっと愛のせいだと 信じ込んでいた。 この孤独はちょっと曖昧で 甘く解く言葉が癖になる。 私は 愛に恋した。 貴方に見えそうなくらい 心をただ、開くばかりの深度で 嗚呼、恋をしていた 散れずにまだ、咲いていた。 解けず呪いは理想を磨き続ける 遠くを知らない愛は飛び 交うでしょう。 その目に映る景色をただ知りたくて 欲張って入ろうだなんて 目を瞑ることは得意だったからさ 暗いところは嫌いだ。 恋と喧嘩をした。 愛は割れてしまった。 心をたった一人にしてしまった。 嗚呼、この恋は 愛した貴方、愛されなかった私の 物語が隠れてしまわぬように 嗚呼、この痛みが いつか貴方を救い出しますように。