しとどに濡れた当てずっぽうの通り いつか止むはずの雨は心に いつも降り注ぐのさ 待ち続けた 部屋の中で雨音に飽きている 今日が終わり明日が始まる 変わるのはなぜ 変わらないのはどうして 当てつけられてるのか 誰のために降り続けるんだ 空気が薄すぎて 水たまりの中の 灯りに照らされている ガラスの瞳に映る 忘れかけてたメモリーズ 思い出してる 雨の降る町 外に出なきゃね 何かしなきゃね 頭に残る鈍い雨なら 今も打ちつけるのさ この季節を終わらせていく まだやり残している つっかえた悲しみが 漏れ出してる夜明けを拝み続けて 最悪の夢からさめた後も 重すぎる雲が部屋を埋めている 立ち上がらない身体を 逆張りで起こしても シケた心には火がつかない 寝てしまうのさ 雨の降る町 雨粒に君が映る 消えちまうのさ