ゆる風と りんごの木探して はるかゆく ちぎれ雲に乗って 瞬いた水面とともにすぐ かばん一つだって いらない旅立ちへ 夢は向かう 歌うように囁く 騒ぐ夜空 溶け合う事実 ゆきかう人波に 滲みて消える 窓の奥みえるかな この手のひらに のせる青とか虹色 心より遠く 目の前近くに迫ってる多分 ゆきかう人波に 滲みて消える 窓の奥みえるかな この手のひらに のせる青とか虹色 心より遠く 目の前近くに迫ってる多分 ゆるり散る 雲のひとかけら 騒ぎだす明日に知られずゆく 曇る窓まだみえぬ色空 すこしのひみつ 脇に抱えてゆこう すぐに逸る心押さえながら かばん一つだって いらない旅立ちへ