猫の目みたいに 白くて細い月が囁くの 甘い言葉は嫌いじゃないわ エスコートしてね 「踊りませんか?」 断る理由なんて何もないわ 手を伸ばしたら 一歩リードして 狂おしいダンスを いたずらにココロが騒ぎ出して 最後の一滴まで飲み干すから 隠してるつもり? 可愛い獣 感情が駄々洩れ 黒猫達は しっぽユラユラ 期待に頬染めて 「踊りませんか?」 誘い文句にドキドキしてるの 手を伸ばしたら 一歩リードして 狂おしいダンスを なんて魅力的な 夜なんでしょう "最愛"の称号をあげてもいいわ 金に研ぎ澄まされた 貴方の爪 私の喉を狙ってたとしても良いわ 同じ夢見て 朝陽を浴びて 沫になって消えた 一夜限りの 戯れだもの 楽しかったでしょう?