流れる時間(とき)のスピードに 負けないようにと アクセル踏み込み ため息をついた 星のない空の下で 数えてみたのは 手に入れたものと 引き換えにもう失ったもの 何が嘘で本当かわからない こんな世界で踊らされるくらいなら 自分らしいリズムで パレードでおどけたピエロのそれはまるで 理想にもがく僕のようで 戸惑いも 矛盾も この風に 吹かれたら 不器用だった僕でさえ 上手に嘘をつくのかな 瞳閉じれば蘇る 懐かしい笑顔 まだ帰れないよ 約束はまだ果たしてない 誰もがみな 傷抱え 生きている 月明かりが 癒すように 包むから さあ踊り続けよう パレードでおどけたピエロのそれはまるで 自由をあがく僕のようで 不安も 不満も この空に 放つよ 仮面の下で守っている 萎んだ夢のカケラたち 悩んでも答えなど 見つかりそうにないときは 暗闇でかき鳴らせ メロディは夢をまた膨らませていく パレードでおどけたピエロのそれはまるで 未来を描く僕のようで 今日より 明日が 輝き 出すように もっともっと手を伸ばせ 軽くステップ踏みながら