レモンの匂いのようなあなたの影 この胸の片隅までさびしく包む ちょっとため息出るよな 可憐な天使と踊る雄大な鳩 清らかに流れる雲 世界の息吹 そしてビロードみたいな ああ この大空に胸がうちふるえる でも孤独に抱かれて最後は風の中 世界の果てまで 透明な あなたと逃げてしまえたら ああ 雲空を見つめながら いつも思うけれど それでもわたしは 道程を 何も言わずに歩んでる そよ風に揺れなびく 髪が あやふやなレースのように 踏み荒らされて 魂奪われても唇かんで ずっと何かを信じて 歩き通してた 風の命ずるまま でもわたしの願いは いつでも夢のまま やるせない気持ちになるだけで 世界の果てまで 透明な あなたと逃げてしまえたら ああ 雲空を見つめながら いつも思うけれど それでもわたしは 道程を 何も言わずに歩んでる そよ風に揺れなびく 髪が Doo-doo-doo-doo-doo-doo-doo-doo 世界で一番 透明で やさしい声が聞こえてる ああ プラタナスの枯葉が舞う この道の先から このあふれる想いを あれから 抑えきれずに歩んでる 喜びも悲しみも忘れない きっと さようなら あなたに