遠い遠い光をみた シルバーの両耳のピアス のずっと奥で 彗星プラズマの現象が 地べたに寝転ぶ あなたを忘れさせない 一度だけ指を絡めて あたしは何ともない顔をした あなたは疲れてそのまま眠ったの これが最後って分かっていたのに 初々しいまま激しく愛でたいと 思ってしまった夏の日 誰といても伸びる髪や爪は 現実を突きつけてくる暦のようだ 黒髪は絶対嫌だって言ってた あなたの髪型変わっていた 知ったのはSNSで 最初から 遠い人って思い知ったんだ あたしは変わらず ギターを弾いてるよ 声が枯れて 恥ずかしいことも歌うよ 解剖するように全部を見せたいの 少しだけ思い出してくれたら 夜空と同じ天井の壁紙と あなたの横顔をみた さよならは言えないな 言いたくないな 忘れることなんて出来ないんだ あなたは疲れてそのまま眠ったの これが最後って分かっていたのに 初々しいまま激しく愛でたいと 思ってしまった夏の日 近づいてしまった夏の日