何回こうやって人を愛して これで最後だって誓ったんだろう さよならをした肌寒い日の夜 まだ昨日のことみたいでさ 何回こうやって君を傷つけ これで最後だって誓ったんだろう 広くやった部屋 化粧ポーチの音 やたら耳について寂しくなる 最後の喧嘩 あっけなくて もう戻れないって気付いたの 見上げた空に光る月 私だって君とずっといたかった 見慣れた黄色い自転車 もう二度と駅前で 待ってることはない 君の冗談にまた隣で笑いたいよ 何回こうやって言い訳して 向き合うことから逃げてたんだろう 分かり合うことよりも ただ自分だけが 傷つかないことを選んでた 優しい嘘もいつの間にか 二人の距離遠ざけていたの 見上げた空に光る月 君と行った喫茶店を思い出す 路地裏黄色い花びら 立ち止まって振り返った 二人はもういないよ 隣で眠る君の髪 撫でてそっとキスをしたあの日の月 正しさなんて 最初からどこにもなかったのにね 私たち馬鹿だったね 見上げた空に光る月 私だって君とずっといたかった 見慣れた黄色い自転車 もう二度と駅前で 待ってることはない 君の冗談にまた隣で笑いたいよ