あらゆる場所にいたいのに 心だけが漂ってる 後ろから刺すような熱 誰も彼もいなくなったあと 音楽は壁を抜け 繋ぎ止める点と点 最後の線で 立ち止まっても星は回る 見上げる月食の夜 どうしてこんなに脆いのか 欲しいのは 手を伸ばしても消えないもの ホログラムの火を焚いた ありふれた不幸が甘い ピントはどこにも合わなくて 全て知りたいが叶わないな 本当に 行ってしまうというんだね 千の海を超えて 忘れないで無事を祈ってる 君を想ってる 立ち止まっても星は回る 見上げる日食の昼 どうしてこんなに遠いのか 欲しいのは 手を放しても消えないもの 立ち止まっても星は回る 見上げる月食の夜 どうしてこうも惹かれるのか 霞は晴れて記憶が躍る あらゆる場所にいたいのに 心だけが漂ってる