壊れてはいないからという 理由だけで 存在をし続けるいつかの夢の名残り その場所にあるものはとうに 皆朽ちてしまった 触れてももう動かない ただ佇むだけ もう乗せてくれることはないのね もう遊んでくれることはないのね もう歌ってくれることはないのね もう手をつないでくれる日は 来ないのね 色鮮やかなのはもう 思い出だけなんだな 全て忘れ止まる時をただ待つ ラスティランド 僕だけが未来に往けるその悲しさを こうしてここで泣いてみてももう 戻らない Rusty Land 行き場のない寂寞は放っておいた 不在の証明 見返りのない無償の愛をふいにして 僕が大きくなったからかい ひとりで遠くへ行ったからかい いつからか忘れていたからかい もう手をつないでくれる日は 来ないのかい 色鮮やかなのはもう 思い出だけなんだな 錆びて剥がれ落ちるさだめを受け 入れたラスティランド 僕だけが未来を描けるその虚しさを こうして語りかけてみてももう 分からない Rusty Land 色鮮やかなのはもう 思い出だけなんだな 全て忘れ止まる時をただ待つ ラスティランド 僕だけが未来に往けるその悲しさを こうして歌うことをどうか 許してほしい Rusty Land