サヨナラの代わりに 結わえた歌は 祝福となり憂いとなる 愛にはなれない 僕たちならば いっそ 影になろう 春の予感に 舌を出した あなたに一つの嘘を説いた 鬼灯を灯そう 決して報われることない 祈りならば 膨れ上がった 盲いた恋を 突っついた途端 零れだした罪も 悪いものではないはずだろう? どうか どうか そう言ってよ… 色づく雫を いくつ数えて また朝を待って 夜を知る 言葉にならない 言の葉なんて たくさんあったろ? 歪んだ輪郭のハート 上手く描けなくてごめんね 生きることが 愛すことが 下手な僕を許してくれますか? 走り去る君 跳ねる泥水 膨れ上がった 盲いた恋も 体のいい言い草で誤魔化した罪過も きっといつかは 夜明けが来るって きっと きっと そうだろう…?