雪に染まる鐘の音が 街中に鳴り響いて 聞こえる度にあなたとの 約束を思い出すの あの時もこの空のように 粉雪が降り注いで 二人で見上げた景色は 輝いて見えていた でも、そのすべてが思い出の中に 消えるなんて、 考えもしなかったのに あなたが隣にいないだけで こんなにも冬風が 震えるほど冷たいなんて そんなこと感じたくなかった 寂しくて遠い空に 私は凍えきった手を伸ばして 泣いていた 真っ白に染まる世界で あなたと交わした約束 「これからもずっと 愛しているから」 今でもまだ忘れたくない あなたが隣にいないだけで こんなにも冬風が 震えるほど冷たいなんて そんなこと感じたくなかった 寂しくて遠い空に 私は凍えきった手を伸ばして 叶わない未来をずっと願っていた