Track byIRIKO
ひどく冷え込んだ 灯が燈る夜の街 予報通りだわ くたびれた顔の すれ違うだけの人々 ただ静かに今日も白息が上がる 「ねぇ」 問いかけに彼は 足を止めることなく 予感通りだわ ハイヒールで鳴らす 赤い頬に伝わる震動が あのバンドの演奏みたいにちょうど 7つを刻んだ 変型怪姿勢 笑っちゃう感じで でも おどけて見せないのよ あなたのピンと張った背中が 痛い 遠い それを私 信じれんくなった 今必要なものはない いらない ハイヒールで鳴らす 7拍子のリズムの 世界で踊る私 白息を上げる