汚れてしまった悲しみを 絵の具にして 君の似顔絵を描きたいと思った 優しさが溢れ出す蛇口を捻るけど 使わないうちに 錆びついてしまってた 黙らせてしまった感情を音符にして 君の歌を歌いたいと思った 虚しさが滲み出す亀裂をなぞるけど 気づかないうちに 広がってしまってた どこにも 行けない苦しみはどこにでもある? 少年少女じゃなくなったって 後出しの未来はずっと眩しくて 散々吐いた弱音が今も俺の心臓を 狙っている 睨み返してる 涙で腫らした瞼さえ魅力にして 笑う人には勝てないと思った 憧れが炙り出す自分を責めるけど 愛していたい気持ちにも 嘘はなかった 誰かになりたい苦しみは 誰にでもある? 少年少女じゃなくなったって 別れの痛みはずっと新しくて もう散々吐いた弱音が今も 俺の心臓を狙っている 睨み返してる 誰にも 知れない喜びがあなたにはある 誰にも 見えない輝きがあなたにはある 誰も気付けない 優しさがあなたにはある 誰にも言わない高鳴りが 今ここにある 少年少女じゃなくなったって ガラクタの匂いもずっと愛しくて 散々吐いた本音が今も俺の心臓を 叩いている 未来照らしてる 未来試してる