偏光板を外してみたらきっと この世界は光に包まれて見える 電光掲示板にはずっと 誰かの名前が流れ続けてる 世界の形は曖昧 変化し続けてる 変化し続けてる 皆が恒久的と銘打った平和が がらくたが積み上がった様な おもちゃ箱に見えたのです 僕はずっと 世界への憧憬が捨てられてないから ずっと呆れてる この世界に 期待しても意味ないから フィルターでも挿れようかな 都合よさげに生きてたいから そんなんじゃ僕まで量産型 いっその事やめようかな 未開の地でも構わないから 爪痕さえ残せたらな なんて祈るように歌う 先頭列車で眺めた窓からはきっと この世界が --noise--に零れてみえる 延々と壊れ続けてる境界に 常夜を願うよ 世界の形を呪うよ 足跡すら残せないなら 人生なんの意味が (あるのか?) 「ありがとう」 とか仰せだったからまた安堵したわ (滔滔と) 暴れ狂った痛み 走ったこの心の患いが 抱いた多大で尊大な思考の甘えを 蝕んでいた 僕がずっと 焦がれてた世界の続きが 見えないから きっと焼き切れてる この希望も 虚像だと思うわ 埋まらないフレーズで ずっと妬んでいた この世界が こんなんでも生きてたいから ずっと祈っていたいから 日が沈んだあとのこととか どうなってちゃっても知らないけど ちょっと歩いてみようかな まだ考えてみようかな 諦めるのやめてみようかな もうちょっと歌っていこうか 話すこともなくなってた 祈る対象(かず)が増えた くずかごに集めた言葉は 全部壊れてしまってるけど! 偶然に惑わされながら 僕の世界を創るから 君も多分それでいいから そう笑ってた僕の歌