君のいない海辺に私だけ 君のいない明日はただ 血を通わせるだけ 一人で風を受けて 一人で涙枯らして 聞こえないはずの声を 本物と受け止めさせて 誰もいないと分かっていても 呼ばれている気がするんだ 何を求めて何を愛すの 癒すは幻聴と波音… 足元に迫り来る荒波が心地良くて 悲しいとも不運とも思わない 夢なのだから ただこのまま埋もれてしまいたい どこかで呼ばれているんだ 土に還れば私の声は 君に聞こえるでしょうか 海の青さは次第に黒くなり 光の明るさは 次第に飲み込まれていった 二人で風を切って 二人で涙流して そんなはずの未来を 偽物と嘲笑わせて 誰もいないと分かっていても 呼ばれている気がするんだ 何を求めて何を愛すの 癒すは幻聴と波音… 足元に迫り来る荒波が心地良くて 悲しいとも不運とも思わない 夢なのだから ただこのまま埋もれてしまいたい どこかで呼ばれているんだ 土に還れば私の声は 君に聞こえるでしょうか