掴みかけた熱い腕を 振りほどいて...君は出てゆく.. 僅かに震える 白いガウンに君の 年老いた...悲しみを見た... リングに向かう 長い廊下で 何故だか急に 君は立ち止まり 振り向き様に 俺に拳を見せて 寂しそうに 笑った やがてリングと拍手の渦が 一人の男を飲み込んで行った (You're King of Kings) 立ち上がれ! もう一度その足で 立ち上がれ! 命の炎を燃やせ 君はついに立ち上がった 血に染まった赤いマットに 僅かに聞いた...君の両目に光る.. 涙が、何かを語った 獣のように挑戦者は 襲いかかる 若い力で やがて君は 静かに倒れて落ちた 疲れて眠れるように 僅かばかりの意識の中で 君は、何を考えたのか (You're King of Kings) 立たないで! もう、それで充分だ おお神よ! 彼を救いたまえ ロッカールームの ベンチで君は 切れた唇で そっと呟いた (You're King of Kings) 帰れるんだ! これでただの男に 帰れるんだ! これで帰れるんだ Oh... ライラ ライラ ライラライ...