あの日の事忘れたくない 数メガバイトじゃ収まらない データの処理すら追いつかない あの日のメモリー I wanna save that memory 暇に潰されそうになりながら 取りに行った原付バイクの免許 速いなチャリよりも でもそれ以上に時間過ぎるのは早い 行く所無いけどさ やることすらない だからオンボロバイクで 走るしかない 糞407号 排ガスで 伸びた鼻毛をなびかせ追い越し車線 将来の夢はない てか将来すら見えないくらい 今が楽しい ど田舎空っぽ頭にヘルメットなんて 贅沢だからいつもノーヘル 昔話で盛り上がる時 同じ道通わなくたった時 またねじゃなくてさよならの時 二度と戻れないと感じた瞬間に あの日のこと忘れたくないな あの日のこと忘れたくない つってシケモクみたいな思い出に 火付けちゃ苦いけど そっと戻す灰皿に あの日の事忘れたくない 数メガバイトじゃ収まらない データの処理すら追いつかない あの日のメモリー I wanna save that memory 帰りの電車賃も持たずに飛び出して サンバイザー 3人 急ぎ足で 渋谷の駅前 CD片手 売れるまで帰らねぇってか帰れねぇ 『これは投資だと思って 買ってくれ!!』って言って 片っ端から声をかけた人混みの中 数えきれない顰蹙を買って 根拠のない自信を数枚売ったあの日 から 今走る 407 増えたのは タイヤの数と大人 バイクの時よりも早いけど 風の気持ち良さをどこか忘れてる 思い描いた大人にはなれてない 絵に描いたような 幸せなんてのもない けど そんな人生だって悪くはない もう少しだけ遠くまで歩かない? 初めてのLive 始発で帰った朝 練習後の部室 何もない町 ありふれた時間のそんな瞬間が 特別になった頃 また同じことを思う ありふれてる時には気づかないのさ 今この瞬間も忘れたくない メモリーに いつまでも あの日みたいなこと できると 思ってたけども 今はずっと メモリー メモリー メモリー メモリー メモリー。