君と過ごした想い出を 数えることさえやめた頃 こんなにも幸せが溢れている 壊さないようにと抱きしめた 君の小さな体を なにも 言わなくてもわかることもある ありきたりな言葉ばかり 「大丈夫」とか「心配ないとか」 笑ってるはずのその目から こぼれ落ちた本当の心 どれだけ愛を伝えようとも 手繰り寄せた言葉よりも ただそっと君を抱き寄せて 「ゆっくりおやすみ」 永遠の幸せなんてあるわけないって 君は言う こんなにも辛いことが溢れている 壊さないようにと抱きしめた 泣いてる君の体を 苦しいこの夜もすぐ明けるから もう、くだらないこだわりばかり 「守られてるだけじゃダメなの」 とか 「あなたなしでは生きていけない、 弱い自分が怖いの」 どれだけ愛を伝えようとも 手繰り寄せた言葉よりも ただそっと君を抱き寄せて 「ゆっくりおやすみ」 泣き疲れて僕の腕に抱かれ眠る 昨日と今日の隙間にそっと落とす キスを 言葉足らずで本当ごめんね でもずっと隣にいるから どれだけ愛を伝えようとも 手繰り寄せた言葉よりも ただそっと君を抱き寄せて 「ゆっくりおやすみ」 ただ一言で伝えようとも 100分の 1 も敵わなくて 不器用な僕じゃもう ダメなのかと思ったけど どれだけ愛を伝えようとも 手繰り寄せた言葉よりも ただそっと君を抱き寄せて 「ゆっくりおやすみ」