群れ堕ち目蕩めば 啄ばまれ 夢の亡骸 生きる意志を剥ぎ取られ 嘆く日々 只 軀と為りて 生きる民 冴え々と 月の雫 無限に充されず 這い廻る 太陽は焼爛 独り燃へ沈む 枯れぬ儘 散らぬ儘 蓮は 咲き狂ふ 舞い昇る魂 大地に身を沈め 誘へ、汝が國を 大地に身を沈め 鉄鎖を引き千切り 大地に身を沈め ひと塊の灰に咲け 己が身を喰らふ夢 忌わしく身をよぢる 心なき民よ 山河よ 祖國を呪い響く詠 太陽は焼爛 独り燃へ沈む 枯れぬ儘 散らぬ儘 蓮は 咲き狂ふ 舞い昇る魂 大地に身を沈め 誘へ、汝が國を 大地に身を沈め 鉄鎖を引き千切り 大地に身を沈め ひと塊の灰に咲け