ああ昨日までがきえる たった一言まちがえなければ あのにおいが鼻をかすめるたび あなたの背中遠のく気がする この部屋にのこる あの日のため息がもう ただただここに居ないこと示し 続ける ああ夢であればなんて 月並みな言葉がなぜまだきえない 私を忘れてあなたはすすんでく やだな私まだ歩けない ただ雨を見上げて傘もなくて 立ち尽くす声と言葉かすれてく この薄れてく香りは あなたの気持ち 何をもわすれる でもね悪いことばかりじゃない 気づいてるのに何もできないの 私が全部を投げ出して 逃げ出したそのときに あなただけが引き留めてくれた だけどふさぎ込んで ないがしろにした あの時の報いかな もう戻れないなら進むしかない これまでのぜんぶ抱えて生きる ないことにはならない 過ちばかりじゃないはずだから 前をむき歩く なんにもわからない やになることばかりあるけどさ どうか幸せに