つくろう

歌詞

散々なんだ、 誹謗を聞かせたって 共感性すらないのに もうどうにもならないような言葉を 吐いて繕った 伝わらないからこんな 手段に抱きついたんだ、 縋(すが)っているんだ これしかないことを知ってる 僕らに… もうやめにしないか? 壊されたんだ、創っていたはずが 僕や僕以上の愛が 具現化したこのイメージや虚像から 僕が失くなっていく 「騙されたんだ」 と言っても、 誰も何も言わないようだ 嗚呼、 こうして殺した僕らをまた喰らって 生きている 嗚呼、こうして死んでく 僕らは風になって化けていく 保った形が綺麗であるほど 汚い景色が広がる それが壊れた瞬間、 取り繕うように浄化されていく 消えてしまっても残った 作品(いのち)を愛してるんだ、 忘れられないんだ もう届かないのに Ah~ 身を削って、非情を謳って 空を舞って、また灰になっていく 慈愛を巡って、時代に使われ 自壊を選んだ そう、灰になって 青い春を断ち思い立って今日 欲を消して享楽を撒いて ひたすら書いては、 ひたすら書いては 「どのくらいだ?もう少し待って」 自分勝手な消費者には 理想なんてもうどうでもよくて 不快の意味が破壊と知れば 気づいてくれるかな 模造品のよう、レプリカ模様 その姿はまるで我が子 汚れてんだよ、汚れてんだよ 嫌いなんだ、言いたくないんだ 為すべきを為す過程、"成して" どうなれる? 「アートなんて」 と吐き捨て発す罵声 ビジネスばかり目が眩む最中に "それ" をなくすため捧げただけなんだ Ah~ 凄惨なんだ 一つの価値すら 伝わらないことばっかだ だけど、どんな手段を使っても これだけは譲れない 弱さもあった、破壊したんだから 誰かのためにはしょうがないんだ 手のひら返しの彼らを横目に 僕らを殺して息吸う刹那に 最後の叫びをあなたに届ける 壊してたんだ、創っていくために 愛は創作性の愛だ 想像上じゃ理解すら出来ない 解を導いていく 「信じてたんだ」 と言っても、 君は何も言えないようだ ああ、そういえばもう脈打ってない それを再度思い出す 生きてたかったよ、ちょっとは それはそう、難問だ もう何秒か心が 通じてたんならきっと 良い世界だろうな、と これからそうならないように これが何度も起こらないように ただ願って祈っているんだよ 忘れさせないように 嗚呼、そうして殺したあなたは 何を想って生きている?