「ねえ、見て、大きな鳥」 幼い声、青空 「いや違う、あれは龍」と だって火を噴くから。 白い光、音はしなくて 焼け付くわずかの時。 マイム マイム 酷く乾いた 喉は熱くて痛い 時計の音 花畑 聞こえる母の声に 振り返る 首の汗 やけに蒸し暑くて 「そうだ、あれは、いつもの日々」 違ったのは訪ね人 チビと太った男は、 見知らぬ服を着てた 幾度、幾度か この幻 手の中の小鳩、焼け焦げ 怠夢 怠夢 叫び声だ これはあれ、僕の声? 「ねえ、見て、大きな鳥」 幼い声 青空を 知っている 抱きしめた 手繋いだ妹を 何故震える 針は進む(さよなら さよなら) 「いや違う、あれは…」 (また会う日まで)
