吐く息が白くほどけて 黙りこむ帰り道 足あとが夜に消えてく 心細さに似てたんだ あの人は簡単に見えて ほんとは誰より戦ってる まっすぐなその背中が 胸の奥を強く揺らした 転んでも 立ち上がれるよ 凍る風の中でも 君の声 そのひと言が 灯りみたいに僕を照らす 夢が遠くかすんでても 歩く意味をくれたから 君の「だいじょうぶ」が 今日の僕を支えてる 朝焼けが雪を染めても 答えなんてまだ見えない でも「信じていいんだよ」って 凍えた胸に火をともす 誰かの期待に応えたくて 自分の声を隠してた だけど今は 少しずつ ありのままで 進んでみたい 転んでも 怖くはないよ 白い息を重ねて 君がくれた その勇気が ほら この空に届きそうさ あの日の君のまっすぐさが 今も僕を照らしてる ありがとうって 雪の中で叫びたい
