電話ごしの掠れた声 そっけのない返事も 続かない会話のワケも ほんとは気づいていた 気の利いたセリフ一つも 言えない君だったけど 最後の最後ならちゃんと 僕を傷つけてほしい くしゃくしゃに笑う顔 拗ねた横顔も ささいなことで喧嘩した夜も 今となれば何もかもが愛しくて 僕の明日を遮る 君に会いたいただ会いたい 優しい嘘に今はただもたれて 信じていたい 悲しみが心を 追い越してしまわぬよう 神様もう少しだけ夢を見せて 曖昧に濁した言葉 煮え切らない態度も 君はいつでも優しくて その分ずるい人 辛い時は必ず連れ出してくれたね 急かす街を抜け 星降る丘へ 今となれば何もかもが鮮明に 僕の記憶を埋める 君に会いたいただ会いたい 優しい嘘に今はただもたれて 信じていたい 悲しみが心を 追い越してしまわぬよう 神様もう少しだけ 君に会いたいただ会いたい 優しい嘘に今はただもたれて 信じていたい 悲しみが心を 追い越してしまわぬよう 神様もう少しだけ夢を見せて