春をただ 待つ花が 冬の空 見渡す影には 暮れずただ 明ける空を願って 芽吹き咲き誇るように 君の隣で 見たいと思った この景色は 白く染まる街並みを眺めて かじかんだ手をしまって 今は1人で 思いをただ書き連ねてた 白いページ 進まない僕の手 この先の道は見えず また明日が晴れるなら 青い空を夢見てる 笑えてた あの日を待って 今ずっとそっとこんな季節を 待ってる 春をただ 待つ花が 冬の空 見渡す影には 暮れずただ 明ける空を願って 芽吹き咲き誇るように いつかまた 僕のまま 季節を越えて届くのなら 暮れずただ 明けた空を願った 春を待つ いまずっと 雪が溶けた頃 君に会いたいとふと思う 桜が散る頃に 揺れる枝に似たこの歌は 「来年いつかほらあの桜をここに 来ようよ」 そんな言葉も僕は言えないまま 春をただ 待つ花は 冬の空 見渡す影には 今はまだ 咲くを待つこの思いが 届くまで ここにいよう 春をただ 待つ花は 暮れに陰る雪を溶かした いつかまた 咲きは散る花びら 君のまま 笑っていて いつかまた 僕のまま あなたの元へ届くのなら 暮れた空 光る星に願った 春よどうかこのままで きっといつか会えるかな