小さい頃描いた絵みたい 絵みたいにさ 終わりも始まりも無いの 見せかけの塔に満ちて 満ちているのに 届かなかった場所を想うよ 口にできるはずもなくて ほつれるのに どこまでバレただろう さあね 過ぎて行く これがいいと裸足を選んだ 僕だけの秘密 形を得た空っぽだって もういいだろう ビデオ回す 揺れる街が映る 風が見える 真白に光ったものばかり 窓が触れる 君は滲む 飛ばしてしまった言葉は 小さい頃描いた絵みたい 絵みたいにさ 終わりも始まりも無いの 口にできるはずもないことばかりの ふわり 浮かんだ理由が 独りでに意味を持てば いいな 君を乗せていけると思ったのに 握り返してくれない 日々にふと胸を啄む 小さい頃知った香りが