明けゆく空は もう、鳴り止まぬ 旅立ちに送るエール 踏みしめる大地の 果てしなさ 少し震えたまま 幼い頃に見た 透き通った風は まだ吹いてますか。 奏でて、紡ぎだす 音色はまだ聴こえていますか。 変わり果てた 終焉(おわり)を告げたセカイから 生まれいずる いま産声を上げたセカイまで 眩しい朝の陽に 今のボクには何も出来ないケド 新しく懐かしい、 名もなきこの想いに「おはよう。」 歩みだした一歩 歩幅は決して大きくないケド ずっと 自分らしく まっすぐに道を 貫きたい 譲れなくて 雨に飛び出した別れも 泣きたいほどの優しさに怯えてた 出会いも 僅かな、確実な 奇跡を願ったはじまりを照らす 光の射すほうが きっとキミの居場所になるから 眩しい朝の陽に 今のボクには何も出来ないケド 新しく懐かしい、 名もなきこの想いに「おはよう。」 名もなきセカイに いま、「おはよう。」