近道はないんだと知って がっくりきたどころか 楽になったけど 力が抜けて追いつかれた夜に 僕は馴染んでる僕は馴染んでる ぬるま湯に浸かる 心の奥底でもつれてる ぼーっとするのが身に染みる 大げさな嘘で歪める 無垢ではない時間と接してる 荒削りな毎日にかすんでる 脈絡がなくても 思ってたよりは先に進んだ 自動ドアが開く 変哲のない流れの中で 勝手にする溺れてしまうけど 卑屈な笑いを浮かべる ぼんやり、僕にうんざり 僕は縮こまっている 無垢ではない時間と接してる たかが知れた行く末を なおも投げやりなままに 計画性はない 死に際、言い放つ 今日を凌げ とても悲しく ぼーっとするのが身に染みる 大げさな嘘で歪める 無垢ではない時間と接してる 荒削りな毎日にかすんでる 尖った抵抗虚しく少しだけズレる 今のせいじゃなくきっと僕のツケだ 歯がゆい足踏み、役に立たず 湿った感性を垂らす少しでも伸ばす 伸ばす