まだ降り止まない雨に濡れる朝 まだ重ねたその手離さぬままなら 溢れた言葉にならない声や なぞった記憶に残る匂いが まとった瞳に手は届かない あなたを夢見て目が覚める 聴こえるのは雨の音だけ ねぇ この際雨に洗い流せばいいじゃない 幼すぎて言えなかったのは僕の方 この際雨に洗い流せばいいじゃない あの日言いかけた言葉を 伝えようなんて 今更だけど どうしたって止まないため息も 会いたいって叫び枯れた声も やらずの雨が肩を掴む様な あなたを夢見て目が覚めたら 聞こえるまま綺麗に解けば またどこかで巡り会えるかな ねぇ この際雨に洗い流せばいいじゃない 幼すぎて言えなかったのは僕の方 この際雨に洗い流せばいいじゃない あの日言いかけたさよならを 言おうなんて今更だけど