思いがけずに始まり 思いがけずに終わってた 人生で最後の恋って奴を 自分で壊すのは何度目だ? 追いかけて始まり 「重い」が消えず遠ざかる 携帯の灰皿開くたびに 君が褒めてくれる気がしている そう 何度も思い出せるような 頬 撫でるよう 枕の残り香 金木犀の匂いを忘れても 君を浮かべればすぐに思い出す 来世で会いましょう同じような くっついては離れていくを 繰り返そう 溶け始めた春 解け始め夏 「人生で最後の恋」って名前の 半袖に君は腕を通す 乾き始め秋 途切れた糸、冬 無駄に上手くなった自炊も今では 誰のためにも使えぬ魔法 金木犀の匂いを忘れても 君を浮かべればすぐに思い出す 来世で会いましょう同じような くっついては離れていく 離れていく もう 思い出したく無くなっても そこらじゅうに君がくれた魔法 金木犀の匂いを忘れても 君を浮かべればすぐに思い出す 来世で会いましょう同じような くっついては離れていく 離れていく 君と暮らした匂いを忘れても 金星や木星より遠くでも 来世で会いましょう あの花の 匂いを辿ってまた繰り返そう