何気ないある日の帰り道 1人きり雨に打たれ歩いてく 水溜まりに映る街の光 眩しすぎてイヤになるな、 シグナル 青に同時に明日の自分めがけて 夜道駆け出す走る足音曇る泣き言 土砂降りでも夢破れても 両手広げて 頬を伝う煌めく雨雫 いつもの道が淡く遠く 霞んで見えた どこまでも続く並木が ゆらゆら揺れて 必死に終わり(ゴール)を 探してるんだ 変わりたい無力な自分自身を 噛み締めて さぁ 踏み出そう!! ヘッドホンから流れる音楽が 爆音で僕の心躍らせる 街のざわめきと他人の言うこと かき消して耳を閉ざした ちょっと湿った雨の匂い 嫌いじゃないと傘を閉じたの 今日だけは遠回りしてみよう 届かなくて叶わなくても うつむかないで 全て捨てて、も一度前向こう 生暖かい風と共に髪がなびく 理想像とちっぽけな自分 重ね合わせて 涙溢れてしまう 時こそ 何度もブレーキかけながら ほんの少し 笑ってみよう、 遥か遠い星のような自分を 思い描いて アクセル全開 走り出すんだ! 土砂降りでも夢破れても 両手広げて 頬を伝う煌めく雨雫 いつもの道が白く遠く 鮮やかに見えた 半透明なあの日の僕に しがみついてさ そんな自分に彩り添えて どんな瞬間の自分も輝いてる ヒロインなんだ!!!