繋いだ手と手はいとも簡単に 指先から解ける 次の傘の下まで急ぐ君は 何事もない素振りをする どうして気付かなかったんだろう 思い出が色褪せてしまいそう こうして大人になるのなら 常識で知っておきたかったよ 悪戯にも似たこんな運命に 愛想を尽かすばかりで 君が隠してる特別な誰か 見慣れた名前に息を飲む どうしてうまく言えないんだろう 通りで何か足りないんだ 総じて僕が悪いのなら 不条理も飲み込まなきゃいけないね どうして気付かなかったんだろう 思い出が色褪せてしまいそう こうして大人になることを どうして平気でいられるのさ どうして…どうして…どうして…
