浸睡都市

歌詞

AM2:00のTV SHOW 消して出かける もうこの都市(まち)に 居場所はないって思った 帳だけが傷跡を隠して 優しいほど冷たい空気が好きだ 「僕たち似た者同士だね」 そうやって笑って慰め合った ファインダー越しの君の笑顔 いつまでも煌めく この夜を染めてゆくように 眠らない都市の灯(ひ)が 君を見つけ出した 儚くて美しい恋とは呼べない結末 いつまでも明けないで 答えはいらないよ 覚めないように 終わらないように ねぇ　打ち明け話をしてもいいかな 言葉遊びに紛れ込んだ真実 ねぇ　これからのことなんて 置いといて 誰かのうわさなんて忘れて 「僕たち二人ぼっちだね」 そうやって寄せ合ってしのいでいる 指先に伝わる体温 リアルを運んでくる この夜を零さないように 明け方の境界が　君を離してゆく 儚くて美しい夜はもうすぐ 息をひそめ 都市の中　君の影　少しずつ薄れて 悪い夢みて泣いた 手をつないでて 夜だけが二人を包んでたって いつかは目覚めてゆくはずだから 眠らない都市の灯が 君を見つけ出した 儚くて美しい恋とは呼べない結末 いつまでも明けないで 答えはいらないよ 覚めないように 終わらないように また夜へ抜け出して 都市の灯に照らされて