最初に好きだったものはみんな 記憶の中にしかもう居ない 2度と 触れなくなってしまってはじめて 苦しいほどに好きだったの。なんて 都合がいいよな 埃をかぶった懐中電灯に 新しい電池を挿して探してる ずいぶんヘンテコだった未来の 予言とか書いてあるノートを 想像のファンタジー 枕元にヌイグルミ 透けた星のキーホルダー 手のひらに包んで 覗いたら ほら光ってるよ なんだか楽しい 見て欲しい いつもわたしを どこへも行かないって 眠る前にはちゃんと言って 明日が楽しみ どうして楽しみかって聞いてよ "ココロが走るわ"できるなら あなたも一緒に連れていきたいの。 いつ始まったかわからぬ道を 気づけば隣を並んで歩いてた人に 教えてもらった星の見つけ方はね 真ん中に3つ並んでる 日に焼けたアイボリー 虫が鳴けば夜はもう来る 街灯のない空が数えきれない時を 旅しても まだ光ってるよ わたしは楽しい ここに居たことを きっと忘れない。 どこへも行かぬよう 繋いだ手と目をあわせ言った 『すごい綺麗だ。』 永遠はあるよ。 最後までそう信じていたいのよ。 もしできるならば その時は あなたも一緒に笑っていて 欲しいの。 そばにいて欲しいの。