青く澄んだ海に浮かぶ君 煌めく波 揺れる髪 潮風に押されるままに 淡い夏の光に溶け込んだ 写真はそのまま 波に流されるまま 重力も音もない世界で二人 貴方となら怖いものはない 柔らかく揺れる 静かなさざ波 二人の囁き かき消すように 青く深い貴方の心 音もなく落ちてゆけば 重なる不安に押し潰されて 泡のように生まれては消えてゆく 押し寄せる気持ちに 抗いまた沈んでく 水面さえも見えない世界で独り 息継ぎをするには遠くに来すぎた 冷たい海の底で気が付いた 追いかけてたのはあの日の陽炎 水面さえも見えない世界で二人 息継ぎをするには遠くに来すぎた 泡が弾けて青さえ消えたら 綺麗な思い出にできると思うの