道端に咲いてた 花に見惚れてしまったんだ 道端に咲いてた花が僕より 強くってさ 道端に咲いてた花は僕を 見てないけれど 道端に咲くことが強さの証だった それを知っていた 道端に咲いてた花が空を 照らせていても 道端に咲いてた花が雨を 許せていても 道端に咲いてた花が誰かの心を 満たせても この世界を 変えることはできなかった 未来を変えるなんて 世界を救うなんて 僕の幸せなんて どうでもよかった 未来を描くなんて 世界の終わりなんて 僕の命なんて どうでもよかった 噓吐きの少年は 狼に食べられる? 写し取った理想は 誰が看取ってくれる? 満たされない心は 穴が開いているから せめて願えるのなら あなたにさえ あなたにさえ 出会わなければ 道端に咲いてた花は僕を 見ていなかった 道端に咲いてた花は僕を 見ていなかった 道端に咲いてた花が ある時見たら 誰かに踏まれて 枯れていたの。 未来を変えるなんて 世界を救うなんて 僕の幸せなんて どうでもよかった 未来を描くなんて 世界の終わりなんて 僕の命なんて どうでもよかった あの日散らばった花びらが 僕の心を撫でて 触れて 痛みだけを僕に残して 消えていきやがった もういいよ って捨ててしまえたらどんなに あの日諦めていたら どんなに どんなに 未来を変えるなんて 世界を救うなんて 僕の幸せなんて どうでもよかった 未来を描くなんて 世界の終わりなんて 僕の命なんて どうでもよかった あの花が枯れるところを 見たくなかった 本当はそれだけだったんだ