ん? なにを気に病んでいるんだろう 止まない雨はない 拳 開いて 天に向けよう 運を一生分使って 雫をつかんだのさ 太陽からまっすぐ落ちてきたのを 陽気な木 鮮やかな橙の実 ただ立っているようで 根を葉を張り 4人と木 ラグを敷き ごろんとし 笑っているのさ 南風 くすぐったいように 頷く 太陽に そういえばいつか バルケッタのシートで 訳も言わず 止まぬ嗚咽 途方に暮れた 恋や愛は ぴんと来ないけど そのとき寄り添ったら 芽生えた 芽吹いた 天まで伸びた 大きな木 威風堂々とし 闘っているのさ 闇夜に雪 おおらかな木 ぞっとするような凄み 彼方を想うのさ 海・波 なぜ生き急ぐのかと