もう僕たちは終わるの? もう一度だけ、朝は来ないの? ねえ 救われぬ結末でも 抱きしめようとしていたんだ もう叶わない日々なら もう一度だけ、嘘を吐いてほしい だけど マボロシの中で微睡むことさえ 君は許しはしない 本当は嘘だって 悪い夢であれ 面影を探してしまう弱さは要らない 嘆いても 叫んでも 君は消えてくれない 愛しても 憎んでも 終わりじゃない ズルくても 酷くても 僕には君しかいない 今更なんて言うなよ ねえ この声は聞こえる? ねえ そこから見る景色はどう映る? とっくに時計の針は止まってるのに 写真の君はセピアになるの? 足掻いても もがいても 君の隣に行けない 願っても 祈っても 始まらない 歪んでも 曲がっても 僕には明日が見えない 今更なんて言うかな? なぜフリージアの花言葉のように 淡い期待を抱いてしまう 嘆いても 叫んでも 君は消えてくれない 愛しても 憎んでも 終わりじゃない ズルくても 酷くても 僕には君しかいない 今更なにを言えるわけもない どこにも君はいない