重ねたいのは 身体よりも言葉だって 本当は乾いた口の味を覚えていない 子供じゃない僕らは きっと大人でもない 埋まれば誰でもいい? 君はそんな人じゃない 都合の悪い言葉は 聞かなかったことにする その眼は僕の心を見ていないような 気がする 理由も無く流れる君の涙を見て笑う 曲がった愛の相手をする 君を愛している 変わらないのは 言葉よりも身体だって 本当は乾いていない君を覚えている いつか大人になって それでも何も解らない 埋まれば誰でもいい 君はそんな人じゃない 都合の悪い言葉は 聞かなかったことにする その手は 僕の身体に触れていないような 気がする 忘れた匂いを 思い出すためだけにここにいる 曲がった愛の相手をする 君を愛している