ここには何もない ただ輪郭があるだけ 僕を構成する要素 ただそれらがあるだけ 空気は自然なもの 接続されて当然 でも時に芽生える 純粋な夢や欲望 美しい けど僕が分からないんだ 家族、友人、恋人 誰と居ても僕は僕 家、電車、教室 どこに居ても僕は僕 僕は僕 実体がないから価値がわからない でも物体の中で僕は生きている 他人や空気は在るのかわからない だから不安なんだ 怖いんだ やっとの思いで抜け出しても 結局どこであれ満ち溢れる空気 不確定な意思だから 全て僕ではない何か と同時に全ては僕なんだ ああ喉が渇いた