雨続きの大都市近郊 溜まっていく洗濯物 出不精仮眠ばかりで 今週も食いつぶす。 休日も憂鬱が ちくりちくり針で刺してくるの。 死なないだけマシだなんてさ 思えなくて。 理想的生活の計画は 結局は描いた餅で、 何もかもちょっと足りない実際は このざまだ。 世間とか体裁とか 理由つけて襲ってくるやつら なんて、関係ないんだ。 勝手にさ、萎んでいく。 短い生命で成せる事とか 限りがあるって、 もう僕は知ってるのに。 長い逡巡、怠惰で 首が締まっていっても、 「■■たくない」って しっかりと頷けないまま。 この生活の行く先はどこだろうな? 思ってしまったら最後さ。 何もかも止めて冷めて醒めてって、 さよならだ。 短い一日を集め溶かして、 何に使ったって、 どうせ変わらないから。 マイナスばっか頭に入り 込んでいく! うるせえなあ、もう。 なあ、どっか消えろよ。 沢山だよ。 終わらせる理由なら! 石を積み上げては 崩れていくようだった、 やり遂げたけど。 かつてここには誰一人も 居なかった、 閉じられた部屋。 死ねない程度の苦しみや 誰にも分からない悲しみだって 価値を付けてやりたいと 願ったんだ。 僕らのために! 雲を晴らすことは出来ない、 待ち続ける時間も残ってない。 少し濡れながらでも行こう、 晴れ間が雲間から見えてきたから。 いつかまたすぐに雨が降り、 頭が痛くなることもあるから。 ちょっと休みながらでもいい。 ついでに君の事も迎えに行くから。 「行こうよ。」