愛と呼ぶには儚すぎたね 恋と呼ぶには尊すぎたね 嘘と呼ぶには優しすぎたね 君の想いもどこかに消えて アイスの溶けた手を舐めて 笑ってた 信号待ちで空見上げて 急に泣いた 「世界が終わる気がする」って ふざけた声で 本気みたいに僕を抱きしめた 沈んだコンタクト探した夜も コンビニで適当に選んだ夜食も もう戻らないことが じわじわ痛い 愛と呼ぶには儚すぎたね 恋と呼ぶには尊すぎたね 嘘と呼ぶには優しすぎたね 君の声だけ胸で響いてる 洗ってない君のカップまだ シンクにある 歯磨きの途中でキスしてミントが 苦くて “嫌いになれたらいいのにね”って 答えずにドアを閉めた音だけ残った 愛と呼ぶには遠すぎたね 恋と呼ぶには遅すぎたね 嘘と呼ぶには綺麗すぎたね 君の温度だけ まだ指に残ってる