月が消える数秒前 盗んだ星屑を漂って あの日の幻想の正体が 虚言の権化だと知った 貴方はいつも言うじゃない 答えられない問いばかり 悪戯な笑みの向こう側 私にも見せて頂戴 貴方が望むシナリオを 貴方が望む方法で 嘘を嘘で満たしていられれば 少しは優しく 触れてくれやしませんか? 枯れた花に光を 麗しいほどの愛を 貴方の瞳が映すのは いつでも私だけで良い 醜い私だけで良い 甘い罠に引っ掛かったふりして 貴方に刃を向けてるの 赤く熟れた魅惑の果実 それは魔術 二人の秘密 どうせ居なくなるのなら 貴方の温度を教えないで 貴方の香りを纏わせないで 始めから二人 出会わなきゃ良かった? 枯れた心癒してくれるのは いつも貴方 この身を捧げた心殺すのも いつも貴方 私の全てだったわ そんな目で見つめないで そんな目で見つめないで どうせもう戻れない 枯れた花に光を 麗しいほどの愛を 貴方の脳裏に宿して 生かしてくれるだけで良い これは私のラブソング 消えて無くなる愛の唄