遠く 少しでも速く 風を切る夜明けに この空に叫ぶよ 重なる足音は同じ道へ 想うままに吹き抜けて 自由を繋ぐ 一縷(いちる)の煌めきへ 可能性へ 一直線に今手を伸ばしてるの ああ どこまででも 走って行けるような 気がして そうか 風はこんなにも自由で 弾む大地が鼓動を速める 眩しい歓声はすぐそこに この足音はずっと響いてる 一つ ただ一つの願い事 どうかこの息吹を永遠に もっともっとずっと走り続けて だってきっと僕は風になれるから 重なる偶然に身を任せて それが追い風になった 夕暮れ時 理由なんてなくて駆ける足は 他の何かのためじゃなく アタシだけのものだ 永遠(とわ)に忘れない 風の心地よさ それだけでいい この先ずっと ここは世界一自由な場所で 変わる季節さえも触れられない 広がる蒼穹の果ては どこまでだって澄み渡ってる それはアタシだけの物語 夢は夢のままで終わらせない もっともっとずっと鼓動を強く だってきっといつか風になれるから 狭いゲートの向こう側に 踏み出して見える景色は キラキラ輝く蒼色 届きそうな光の先へ それは曇りない真っ直ぐな道 きっと行き止まりはないからさ 答えを見つけるまで 不器用に少しずつ探そう だから 風はこんなにも自由で 弾む大地が鼓動を速める 眩しい歓声はすぐそこに この足音はずっと響いてる 一つ ただ一つの願い事 どうかこの息吹を永遠に もっともっとずっと走り続けて だってきっと僕は風になれるから