みなさん、 まあ僕の話を聞いて下さい。 丁度僕が高校二年で あの娘もミヨちゃんも 高校二年の時でした。 僕の可愛いミヨちゃんは 色が白くて小さくて 前髪たらした可愛い娘 あの娘は高校二年生 ちっとも美人じゃないけれど なぜか僕をひきつける つぶらな瞳に出あう時 何んにもいえない僕なのさ それでもいつかは逢える日を 胸にえがいて歩いていたら どこかの誰かとよりそって ミヨちゃんが笑顔で話してる 父さん母さんうらむじゃないよ も少し勇気があったなら 俺みたいに器量よく生れたら こんなことにはなるまいに そんなわけで、 僕の初恋もみごと失敗に終りました こんな僕だから 恋人なんていつのことやら でも、せめて夢だけは もちつづけたいんです 今にみていろ僕だって 素敵な可愛い恋人を きっとみつけてみせるから ミヨちゃんそれまで さようなら さようなら さようなら さようなら さようなら