春になれば 恋しい人に逢える 寒い季節が 過ぎてゆくのを じっと ずっと 待って いたのですから この前の冬は 何をしていたのだろう 寂しくて 耐えられなくて 暗い夜道を 駆け出したり 手が冷たく 凍るような そんな日も ただ あなたに 逢いたくて 春が来れば 優しい声が聞ける 長い月日を忘れるように きっと そっと 言ってくれるのでしょう その前の冬は 風邪で寝込んでました 毎日がただ辛すぎて 今は時間が過ぎることも 恋が終わることも忘れ 木漏れ日のなか あなたを 抱きしめて (春になれば あなたに逢える) (大人になれば 結婚したいと) (思ってました) (三年前に 知り合って) (春だけのデート) (春になれば 仕事で帰る) (二十歳になれば あなたのもとへ) (ふたりの約束も 傷ついた恋も) (春になれば・・・) 春になれば 恋しい人に逢える 寒い季節が 過ぎてゆくのを じっと ずっと 待って いたのですから