虫の音が優しく聞こえる とても明るい夜に 気づいたのよあなたは いつもそばにいた 燃えるような季節は過ぎゆき 木枯らしは吹くけれど 昔よりも大きなぬくもりに抱かれ 人はめぐり逢い 愛し合い 苦しむけど 戸惑いも傷も いつしか 土になる 静かに時を越えてゆく 想い出を抱きしめて 空にはあの時と同じ 月が微笑んでいる <♪> このまま二人は 流れて 海になって 水に溶け込んだ 心は ひとつなの 静かに時を越えてゆく 白い帆に風受けて 嵐もいつか子守歌 あなたのそばにいれば 静かに時を越えてゆく 想い出を抱きしめて 空にはあの時と同じ 月が見守っている