夕日に誘われて 夜風に攫われる 僕らきっとそれくらい 無邪気なはずだったのにな どこか行きたくても 妄想よりも困難で ああ 嫌な人生だ 今日を逃げるためのアルコールも 明日を迎えるための治療薬も 何もかも夕焼けで染めてくれよ そしたら少しは美しくなれるだろ 止まってても仕方ないじゃんか 明日になって生きてるなんて 確信もない人生だ どこか遠くまで行ってみようと 思うよ そこにもきっとあの日みたいな 夕日があるから 飛び出した外へ僕は 何も持たず 何も知らず ただ僕を愛せるように 踏み出した僕を 夜は そっと包み ささやいた 僕を愛せるように 初めから素敵な人なんていないから 僕らどこか尖り削り生きてきては 今になる だから過去ばかりに囚われてる 思考ならば夜に置いて 朝が浄化させるよ 次の夕焼けのため R.I.P 夢の狭間で眠るあの日の僕たちへ 棘だらけの心臓が破いたページを 繰り返してる 繊細な感情の糸を辿り日常に色を 付ける その糸を夜風が揺らす あの日の僕らは歌う あの日の夕日に向かう 僕ら夜の中に暮らす 朝日から目を逸らす だけど意地悪な朝は迎えにきて 僕を連れ出そうとするならばいっそ 僕のほうから 「ねえ。」 飛び出した外へ僕は 何も持たず 何も知らず ただ僕を愛せるように 踏み出した僕を 夜は そっと包み ささやいた 僕を愛せるように 初めから素敵な人なんていないから 僕らどこか尖り削り生きてきては 今になる だから過去ばかりに囚われてる 思考ならば夜に置いて 朝が浄化させるよ 次の夕焼けのため